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購入後に瑕疵(かし)が発覚した投資用中古一棟アパート

アベノミクスによるインフレ予測から、個人の不動産投資市場が過熱の感があり、さくら事務所には、収益・投資用不動産、特にアパート系のトラブル相談が増加しています。

物件を紹介されてから購入の可否について意思表示をするまでのスピード感が求められる不動産仲介市場では、契約を急かせかされることが少なくありません。

中には、「ホームインスペクション(住宅診断)を入れるなら売らない」という売主もいるのだとか。

 上記↑↑↑の画像の物件も、そんな売主さんから購入したものです。
引渡し後1週間で発覚した雨漏りの写真です。入居者からの通報があって初めて、買主はこの事実を知りました。

このアパートは「瑕疵(かし)担保免責」つまり「建物に何か問題があっても売主は責任を持たない」という条件で契約を締結したため、売主に調査費や補修費を請求するわけにもいきません。

このケースでは幸いにして、木部の腐食箇所が限定的でしたが、場合によってはかなり大きな費用がかかるところでした。

こちらの写真の物件は、床下で水漏れが発生しています。ユニットバス下の配水管から、少しずつ水漏れしていたのでした。

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契約前にホームインスペクション(住宅診断)を実施していたら、発見ができたものかもしれません。
もちろん結果として何も問題のないこともあります。しかしそれは「 たまたま 」であって、こうしたリスクを引き受けてしまうことは、ミドルリスクミドルリターンの不動産投資から逸脱してしまうことを知っておくことが重要です。

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