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入退去のタイミングで空室となったお部屋チェック

大家さんや投資物件オーナーさんにとって大切な財産でもあります収益物件。今回は投資用一棟アパートをホームインスペクション(住宅診断)した事例です。主に10~20年前に建築された投資用一棟アパートに入退去のタイミングで空室となったお部屋を中心にホームインスペクション(住宅診断)を実施しました。

事例その1 キズがあります・・・

窓(サッシ)周りの枠材の下の部分に大きなキズのようなものがあります。もしかしたら蟻道かもしれません。シロアリなどの被害だとしたら、この部屋のこの箇所だけではなく、他の部屋などにもあるかもしれません。早急に専門の業者さんに詳細調査を依頼をした事例です。

上記写真↑↑↑のように、ちょっとしたキズかな・・・と思っていても詳細に調査をすると早期発見できるケースもあります。今回は少し大きめなキズですが、入退去のタイミングで目に見える箇所のチェックをしてみてはいかがでしょうか。

事例その2 こんなところに・・・

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ご覧になれば、わかると思いますが蜂の巣です。外を調査していた際に発見しました。場所はサッシの下の部分になります。覗き込まないと発見しにくいです。まだ蜂の巣の大きさとしては小さなものですが、これがスズメバチだと大変です。早速、役所に相談して除去を依頼した事例になります。

事例その3 もう設置しましたか?・・・

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こちらは住宅用火災警報器です。ご存知の方がほとんどだと思いますが、住宅(アパートなどの共同住宅を含む)には設置が義務化されています。大家さんや投資物件オーナー様が所有されている一棟アパートなどで設置しているか再度、確認してみてください。電池式のタイプや煙感知式・熱感知式などがあり、設置基準なども所有されています各市区町村によって異なります。 ※参考:東京消防庁のHP


気が付かなければそのまま賃借人様が入居してしまっている事が多いのですが、入居される前に気付く不具合や、生活している中である時ふと気になったり、不具合はさまざまです。その都度、業者様(管理会社様)から連絡があって対応するのも大変ですよね。

今回の事例は実際に賃借人は気付いていたかも知れない・・・生活に支障はないから放っておいたかもしれない・・・ケースです。

建築してからの定期点検は入居者様との調整もあり、なかなか難しいものです。空室になった際は室内の点検を実施するなど、また5年・10年・15年などのある程度の節目に建物全体や各住戸の定期点検を行い、メンテナンスが大事ですね。

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