目視でもわかる!補修が必要なマンション外壁のサイン
マンションは特殊な機材がなくても目視で分かるような、補修した方がよい不具合や劣化のサインがでていることがあります。
不具合や劣化が進んでいるにも関わらず、気づかずに放置してしまうと、建物の劣化を早めたり、雨漏りを引き起こしてしまう可能性も…。
そこで今回はホームインスペクター(住宅診断士)が、これまでの事例をもとに外壁から出ている補修のサインについてご紹介します!
外壁から出ている補修のサイン
エフロレッセンス(白華)
軒天井の庇見上げ部分にひび割れやエフロレッセンス(白華)を発見したケースです。エフロレッセンス(白華)とは、コンクリートやモルタル内の成分が水分とともに染み出たもの。コンクリート躯体やタイル裏のモルタル等に、雨水等が侵入した可能性がある状態です。打診等による点検で行い雨水の侵入経路や原因について調査した上、補修を検討しましょう。
ひび割れ
雨水等の侵入により鉄筋の腐食等劣化を引き起こす原因となります。上記の写真の状態は早急な補修が必要なケースです。
屋上防水
防水層の膨れや剥がれがないか、チェックしましょう。
下階の室内にてカビや雨漏り等が確認されている場合、防水の劣化による雨漏りの可能性も考えられます。劣化が見つかった際は、早めの補修をおすすめします。
塗装の剥がれ・染み
天井部分を眺めてみて表面材に剥がれや染みがないか確認をしましょう。塗装がはがれたり、膨らんだり、周りに水染み跡があったりした場合、劣化が進むのを防止するため、内部の確認と共に表面の修繕を行う必要があります。
以上、目視だけでも修や修繕についての判断材料となるチェックポイントがあることをお分りいただけたのではないでしょうか。建物の寿命を延ばすために、ぜひ定期的にチェックをしましょう。
建物に精通した第三者のプロが、しっかりチェックします!
~さくら事務所のホームインスペクション(住宅診断)~
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